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Gleanings : 151-165
「落穂集」
バハオラ
抜粋文 151~165
(151) CLI

おお神の鶯(うぐいす)よ。悲惨と不幸の棘(とげ)と茨(いばら)より自らを解放し、いろあせる事のない光輝のバラ園に向って汝らの翼を飛ばせ。おおちりの上に住まう我が友等よ!汝等の天上の住居に急げ。汝等自身に吉報を告知せよ。

「最 愛なる御方は到来した!彼は御自身を神の啓示の栄光で冠し、人々の面前で神の古来の楽園の扉の錠をひらかれた。」あらゆる眼を喜ばせ、すべての耳をうれし がらせよ。何故なら、今や彼の美を凝視する時であり、今や彼の声に耳傾けるにふさわしい時だからである。あらゆる熱望の愛人に宣言せよ、「見よ、汝等の最 愛なる御方は人々の間に出現された!」そして愛の君主の使者等に報せを伝えよ。「見よ、憧憬(あこがれ)の御方はその最大の栄光を装って出現された。」おお彼の美を愛する者等よ!彼よりの別離の苦悶(くもん)を永遠の再会の喜びに変え、彼の面前にあることの甘美をして、その宮廷よりの遠隔の苦々しさを緩解(だんかい)せしめよ。

見 よ、聖なる栄光の雲より注がれる神の多種多様の恩恵がこの日いかに、世界を取り巻いたかを。過ぎ去りし日、あらゆる愛人はその最愛なる者を探し求めたのに 反し、今やその愛人等を呼び、その面前に遠する様に招待しているのは最愛なる者御自身なのである。これ程の貴重な恩恵を失わない様に留意せよ。これ程驚く べき彼の恩恵のしるしを軽視しないよう気を付けよ。不朽の利益を捨てるな、また、減びる事物に満足するな。汝の視力を曇らすヴエールをあげ、それを包んで いる暗黒を消散させよ。さらば、最愛なる御方の御顔のありのままの美を凝視し、いかなる眼も見た事のない事を見、いかなる耳も聞いたことのないことを聞く であろう。汝等、死ぬ運命にある小鳥達よ、我に耳を傾けよ!変ることなき光輝のバラ園で一つの花が咲き始めた。それに較べれば他のすべての花はとげであ り、そしてその栄光の明るさの前では美の精髄そのものも色を失いしぼむにちがいない。それ故に起ちあがれ。そして心一杯の感激と全霊をこめた熱望と、意志 のもつ全熱情と、そして汝等の全存在の集中された努力をもって、その面前の楽園に達する様に努め、不行の花の芳香を吸入し、神聖の甘美な芳香を吸い込み、 この天上の栄光の香りの分け前を獲得する様に努力せよ。この勧告に従う煮は誰であれ、自らの鎖を引き裂き、愛の歓喜に身を任す事を味わい、心の望みに達 し、最愛なる者の手にその魂をゆだねるであろう。そのような者は精神の小鳥の様にかごを裂き破り、神聖にして永遠なる自らの巣に飛翔(ひしょう)して行くであろう。

夜 は昼に続き、昼は夜に続いた。そして汝等の生命の時分は来、そして去ったが、汝等のうち誰も一瞬間でさえ、滅びるものより自らを超脱させる事に同意する者 はいなかった。まだ汝等に残されている短い瞬間が浪費され失われない様に奮気せよ。電光のように素早く、汝等の時代は過ぎ去るであろう。そして汝等の身体 はちりの天蓋の下に安置されてしまうであろう。そうなった時、汝等は何を完遂(かんすい)し得るであろうか?汝等の過去の失敗をいかにして償い得るであろうか?

永 遠のローソクはその被いのない栄光のままに輝く。それがあらゆる滅ぶべき運命のヴエールをいかに焼きつくしたかを見よ。おお汝等よ蛾の様にその光に集まる 愛人達よ、あらゆる危険をものともせず、その焼き尽す炎に汝等の魂を捧げよ。おお、彼を渇望する汝等よ!あらゆる地上の愛情をとり去り、汝等の最愛なる者 を抱擁(ほうよう)するために急げ。誰も比肩(ひけん)し 得ない熱情をもって彼に達するために急げ。これ迄に人間の視野から隠されて来た花は汝等の眼に現わされた。彼はその栄光の光を公然と輝やかせて汝等の前に 立つ。彼の声は、神聖で聖別されたすべてのものに、自分の所へ来て、自分といっしょになる様に召喚する。それに向かう者等は幸いである。その顔の驚くほど の光に達し、それを凝視した者は幸いである。151

(152) CLII

汝 等の眼は我が信託である。空虚な欲望の塵(ちり)でその輝きを曇らせてはならない。汝等の耳は我担恩恵のしるしである。不浄な動機より立ちのぼる騒音のた めに、全創造物を包む我が言葉に耳を背けてはならい。汝等の心は我が宝庫である。我がそこに秘蔵した真珠を、自我の反逆の手が強奪することを許してはなら ない。汝等の手は我が慈愛の象徴である。我が庇護され、秘められた書簡を確固と掴もうとするその手を差し止めてはならない。求められないままに、我は汝等 の上に我が恩寵を注いだ。請願されないままに、我は汝等の望みをかなえた。汝等はそれに全く値しないにもかかわらず、我は汝等を選別し、計り知ることので きない最も豊かな恩恵を汝等に授けた…。おお我担僕等よ。大地のごとく忍従し、従順であれ。されば、我が知識の香り高い聖なるヒヤシンスが、汝等の存在の 土壊より色とりどりに咲き誇るであらう。炎のごとく燃え盛れ、そしてその火炎により無思慮のヴェールを焼き尽くせ、また、神の愛の生命力あふれるエネル ギーにより、寒々とした、かたくなな心に点火せよ、風のごとく軽く、自由であれ。されば、犯し難い我が聖所と、我が宮居の境内に入ることができよう。(152)

(156) CLVI

永 遠の真理に在す御方は、栄光の曙(あけぼの)より御眼差し(おんまなざ)をバハの人々に向け、次のように呼びかけ給う。「汝等は人の子の福利と平安の増進 に取り組まなければならない。汝等は自らの心と意志とを地上の民の教育に傾け、人類の分裂をもたらす不和が、最大なる御名の威力を通じて、この地球上より 排除されるよう努力しなければならない。されば、全人類は一つの秩序の支持者となり、一つの都市の住民となろう。汝等の心を照らし清めよ。憎しみの茨や、 悪意のとげによって心を汚してはならない。汝等は皆一つの世界に生き、一つの意志の働きによって創造されたのである。至上の親切と愛の精神をもって万人と 交わる者に幸あれ。」(156)

(157) CLVII

我 の大業を教え拡める目的のために故郷を捨てた者等は、忠実なる精神の戯カにより力づけられるであろう。我の選ばれた天使の一団が全能者、全賢者なる神の命 令通り彼等と共に行くであろう。全能者に奉仕する栄誉に達した者を待つ祝福は何と偉大であろうか!わが生命にかけて警う!いかに偉大な行為であっても、い と力強き御方、最も威力ある御方なる神によって命ぜられた行為に比較し得るものではない。実にこの奉仕はあらゆる善行の王子であり、あらゆる立派な行為の 飾りである。このように、至上なる啓示の発布者・日の老いたる者なる神により定められてきた。

我の大業を教え拡めるために起ち上る者は誰でもあらゆる世俗の事物より超絶し、常に我の信教の勝利を至上の目標とみなさなければならない。まことにこのことは、庇護(ひご)された書簡の中に定められてきた。そして、自分の主の大業のために事を離れる決心をする時には、徳行の衣服で自分自身を着飾らしめ、旅の最上の用意として全信頼を神に置かねばならない。この様に全能者、すべてに賛美される御方なる神により定められてきた。

も しその者が神の愛の火炎で燃え立ち、もし全創造物を拾てればその者の口にする言葉は聞き手に火をつけるであろう。まことに汝の主は全知者、あらゆるものに 精通するものであり給う。わが声を聞き、わが呼び声に答えた者は幸いである。ある者は実に、我に接近させられる者であろう。157

(158) CLVIII

神 はあらゆる者に対し、神の大業を教え広める義務を与え給うた。この義務の遂行のために立ち上がる者は、神の教えを宣布する前に次のことをしなければならな い。つまり、感受性をそなえた人の心を魅くためには、まず賞賛に値する高潔な特性をもって自らを飾る装飾としなければならない。これなくしては、聞き手に 影響を及ぼすことは決して望めない。(158)

(161) CLXI

汝 の隣人を、慈悲に満ち給う神の法の下に導くよう努力せよ。すべてを所有し、最も高遠に在す神の目には、このことこそが他のいかなる行為にも勝るものとして 映るのである。世俗のいかなるものも、汝を自らの義務より引き止めることのないよう、汝は神の大業にあって確固不動でなければならない。地上の勢力が軍を なして汝に刃向かっても、万人が汝に反対しても、汝の心は揺らいではならない。神の教導の夜明けをもたらした者の教えを伝える時、縛られることを知らない 風のごとくあれ。しばし風について考えて見よ。風は神の命令に全く忠実にこの地上の各地に、つまり人の住む所にも、荒涼とした所にも吹き渡るのである。荒 涼たる風景も、繁栄の姿も、風を苦しめたり喜ばせたりできない。風はその創造主に命じられるままにあらゆる方向に吹く。唯一真実の神を愛すと告白する者 も、こうなければならない。自らの目を神の信教の基礎にしっかりと据え、その普及に勤勉に努力しなければならない。神のためにのみ彼の教えを宣布せよ。そ して同様の精神をもって、自らの言葉が聞き手に呼び起こした反応を受け入れよ。神の教えを受け入れ信ずる者にはその報酬が与えられよう。また、それに背く 者は自らの罰を受けるに過ぎない。イラクを出発する前夜、我は忠実なる信徒達に対し、暗黒の鳥の出現に注意するよう警告した。かのか’ら’す’の 声は近年すでに聞こえて来ているが、疑いもなくその鳴き声は今後各地で聞かれよう。何事が起ころうとも、神が汝等を偽り者の策略より守り給うよう、唯一真 実の神の下に庇護を求めよ。まことに我は告ぐ。過去のすべての宗教制はこの最も強大な啓示において、その最高、且つ最終の極点に達したのである。すべてを 知り、すべてに賢き汝等の主はこのように忠告し給う。諸々の世の主に在す神に賛美あれ。慈悲に満ち給う御方は、人間に視力を与え、聴覚を授け給うた。ある 者は、人間を「小世界」と称した。しかし、正に人間を「大なる世界」とみなさなければならない。人間の地位に備わった潜在力は、神の約束されたこの日にお いて現わされるであろう。また、この地上における人間の運命の全貌も、そして、人問の実体に宿る天性の卓越性も、すべてこの約束の日において現わされるで あろう。最も高遠なる者のペンは、いかなる状態にあっても常に、彼の愛する者等を喜びといたわりとをもって思い起こし、彼の道に従うよう彼等に勧告して来 た。この世の変化と偶然によっても、神の一体性の曙(あけぼの)を認めることを妨げられなかった者に幸あれ。揺ぎない決意を抱き、御自力にて存在し給う御 方の御名において、彼の啓示の選り抜きの美酒を飲み干した者に幸あれ。そのような者は、諸々の世の主に在す神の書に、楽園の住民と共に数えられよう。(161)

(163) CLXIII

お お人類を構成する者等よ。何者にも切断されない綱にしつかりとすがれ。実に、これは生涯を通じて汝等に利益をもたらすものである。何故なら、その力は諸々 の世の主に在す神に由来するからである。正義と公正にすがり、愚者のささやきより顔を背けよ。愚者とは、神の下を遠く離れ、学問の装飾で頭上を飾りなが ら、英知の源である者に死刑の宣告を下す者等である。彼等は我が名により、高き地位に引き上げられたのである。にもかかわらず、我が彼等の眼前に我が姿を 現わすやいなや、彼等は明白なる不正をもって我に死刑の宣告を下した。このようにして我がペンは真実を明かした。しかしながら、人々は尚も無思慮の内にあ る。正義にすがる者は、いかなる場合にも中庸の範囲を超えてはならない。正義にすがる者は、すべてを見給う御方の教導を通じて、万物に真理を認めるであろ う。技術や科学を推進する学識者がしばし自慢の種とする文明も、中庸の域を逸脱することが許されれば、文明とて人類に大なる悪をもたらすであろう。すべて を知り給う御方は汝等にこのように警告し給う。中庸が守られる時、文明は最も豊かな善の源泉となる。しかし、極端に走れば、文明は同様に大量の悪の源泉と なろう。おお人々よ、このことについて熟考し、過ちの荒野を混乱に覆われてさまよう者となるな。文明の火炎が都市を飲み込む時が近ずきつつある。その日、 荘厳なる舌はこう宣言する、「御国は神に属せり、神こそはすべてに賛美される全能者なり」と。中庸の原則は他のすべての事柄にも適用される。このすばらし き書簡に汝等を記憶し給う汝等の主に感謝せよ。栄光の王座の主に在す神に賛美あれ。最も高遠なる者のペンが著わしたことを心の中で熟考し、その甘美なる味 を覚えた者は、自分自身が牢となり、自らの欲望から開放され、全能者の意志に完全に従順となった自己を必ず発見するであろう。これほど高遠な地位に達し、 これほどの恵みに満ちた恩寵を逸することのない者は幸いなり。この日、恐怖に襲われ、自らの信仰を隠そうとする者の行為を、我は容認することはできない。 同様に、大業への忠誠を騒しく主張する者の行動をも、我は是認しない。両者共、賢明なる道に従い、信教の最善の利益を促進するために勤勉に努力しなければ ならない。汝等皆、この虐げられし者の行動を観察し、熟考せよ。この啓示の誕生より現在に至るまで、我は敵から身を隠すことも、友との交遊から身を引くこ とも、常に拒んで来た。数限りない苦悩と苦しみとに取り巻かれながらも、我は最強の確信をもって地あけぼの上の人々を栄光の曙(あけぼの)の下へと召喚し た。最も高遠なる者のペンはこれと関連して、自らに降り掛かった苦悩を述べることをよしとしない。それらを明かすことは、敬愛の的である信徒達を悲しみに 落とし入れ、神の一体性を真に支持し、神の大業に完全に献身する者等が悲嘆に打ちひしがれることになる。まことに彼こそは真実を語り、すべてを聴き、すべ てを知り給う御方である。この聖地はあらゆる聖典にその名が記され、賞賛されている、神の予言者達や、神の選ばれし人々はこの地に現われたのであった。神 のすべての使者はこの荒野をさまよい、彼等の叫ぶ「おお我が神よ、我ここにあり、我ここにあり」の声はこの地より上がった。これこそは、神の啓示に在す者 が出現する運命にあった約束の地である。これこそは、神の知られざる定めの谷であり、純白の地点であり、薄れることのない光輝の地である。この日の出来事 はすべて、昔よりの聖典に予告されている。同時に、これらの聖典は一致してこの地に住む人々を非難している。この地の人々は、時には「毒蛇の世代」の汚名 を被った。そして見よ、この虐げられし者を。彼はこの「毒蛇の世代」に包囲されながら、尚も声高らかに万人を召喚し、この世の究極の希望の的であり、栄光 の頂点であり、その曙である者の下へと人々を呼びよせているのである。言葉の王国の主なる者の声に耳傾ける者は幸いなり。そして、彼の真理より遠く迷い出 た無思慮な者は不幸なり。(163)

(164) CLXIV

こ のことを知得せよ。聴力あるすべての耳は、それが純粋で汚れのないものであれば、四方に轟く次の聖句を語る声を常に聴くであろう。「まことに、我々は神に 属し、神の下へと帰らん。」肉体の死と、人間の帰還に係わる神秘は露呈されておらず、それは未だ解読されないままである。神の正義にかけて誓う。もしこれ らの神秘が解き明かされるならば、ある者は恐怖と悲しみのあまり死滅してしまうであろう。他方、ある者は非常な喜びに満たされ、そのため死を渇望し、切な る思いをこめて、自らの死期を早め給うよう唯一真実の神に絶え問なく嘆願するであろう、神の栄光は高遠なりo確信を得た信者に対し、死は生命そのものの聖 杯を提供する。死は喜びを与え、歓喜を運ぶ。それは永遠の生命の賜物を付与する。唯一真実の神を認識することこそが地上での生活の果実である、神の栄光は 高遠なり。この果実を味わった者の死後の生については、それは我が叙述し得ない程のものである。その知識は、諸々の世の主に在す神のみにある。(164)

(165) CLXV

一千年が完全に経過する前に、自らを神より下された直接の啓示の顕示者と称する者はまさしく虚偽を語る偽り者である。その者が、そのような主張を撤回し放棄するよう神が恩寵(おんちょう)深 く援助されるよう、我は神に祈る。もしその者が悔い改めるならば、無論、神は彼を許されるであろう。しかしもし、誤ちに固執するならば神は必ず、その者を 容赦なく扱う者を遣わされるであろう。罰することにおいては、誠に神は恐るべき御方である。この言葉をその明白な意味以外に解釈する者は、万物を取り巻く 神の慈悲と聖霊から見放された者である。汝等、神を恐れ、自らの愚かしい妄想に従うことなく、全能にして聡明なる汝等の主の命に服従せよ。(165)


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